Car inspection当て逃げ

スーパーやレストランの駐車場に車を停めていて、
戻ったら当て逃げされていたなんて事がたまにあります。

防犯カメラなどが設置されている場合には、
映像を確認させてもらって警察へ通報する事も可能ですが、
泣き寝入りになってしまうことが多いです。
この当て逃げですが、
自動車保険で一般補償タイプの車両保険を付帯していれば保険金支払いの対象になりますが、
車対車限定、いわゆるエコノミーと呼ばれるタイプの車両保険では、
相手の車が確認できない場合は支払い対象外になってしまいます。

ところが、当店が代理店をしております
あいおいニッセイ同和損保の車対車限定車両保険は、
今年の1月から「10補償限定」に名称変更し、
相手が確認できない当て逃げも支払い対象となりました。

保険を使って修理すれば、当然翌年から等級が下がり保険料が上がってしまいますので、
「自分が悪い訳ではないのに・・・」と納得できない方もおられるでしょうが、
こればかりは仕方ありません。
それよりも、保険金支払いの対象になったという事に大きな意味があるのではないかと思います。

軽微な損傷であれば自費での対応も可能かもしれませんが、
修理代に何十万円も掛かるような大きな損傷であれば、
自動車保険の助けを受けざるを得ない場合もあるでしょう。
そんな時のための補償が厚くなったという良い捉え方をして頂ければ・・・

ところで、あいおいニッセイ同和損保の車両保険には「車両保険無過失事故特約」という特約が自動セットされます。
これは、もらい事故など運転者に過失がない事故の場合に、
等級をダウンさせずに車両保険を利用できる特約です。
「じゃあ、当て逃げは自分に過失がないんだから、この特約が使えるんじゃないの?」と
思われる方もおられるかもしれませんが、
この特約には「相手自動車とその運転者または所有者が確認できる場合」という条件がありますので、
残念ながら当て逃げは対象外となります。

さて、自動車保険の補償内容はこのように保険会社により自由化されています。
もちろん保険料も異なります。
自動車保険に対して求めるものは皆さん色々だと思いますが、
もし内容に不明な点や不安な点があるようでしたら、
一度ご相談ください。

当店は、私が申し上げるのもおかしいかもしれませんが、
利益一辺倒の代理店ではありません。
事故対応については、事故の受付から引取手配、代車のご用意、修理、保険会社との密な連携や最適なアドバイスなど、
契約者様には事故解決まで安心していただけるようなお手伝いができる代理店であると自負しております。

という事で、車に関する事は保険も含めて常に全力投球で取り組んでいます。(^^)/