Car inspection整備工場には認証工場と指定工場があります。!(^^)
整備工場というと、どこでも同じだと思っていませんか?
実は、整備工場には認証工場と指定工場があります。
あなたが車検や整備に出している工場はどちらなのか気になりませんか?
ちなみに私たちは、早くて安くて安心の「指定整備工場」です。(^^)
【認証工場】
地方運輸局長の認証を受けた工場が「認証工場」です(道路運送車両法第78条第1項)。
車を分解して点検整備をすることは可能ですが、検査ラインを持っていないので車両を車検場(陸運局)に持ち込んで検査する必要があります。
車検場は土日祝祭日はやっていませんので、必ず平日を挟まなければなりません。
また、万一車検場で不合格箇所があると一旦車両を持ち帰って整備し直し、再度車検場に持ち込んで検査を受けなければならず、
日数が掛かる場合があります。
【指定工場】
認証工場のうち、設備、技術、管理組織等について一定の基準に適合している工場からの申請により、地方運輸局長が指定自動車整備事業の指定をしています。
この「指定」を受けた工場を「指定工場」といいます(道路運送車両法第94条の2第1項)。
車検場(陸運局)のような検査ラインを自社工場に持ち、「民間車検場」ともいわれます。
検査ラインがあるので、車検の際に車両を車検場に持ち込む必要がありません。
ですので、土日祝祭日でも車検を行うことができます。
検査を終えれば、必要書類を陸運局に持ち込むだけで新しい車検証が発行してもらえます。
ディーラーや車検専門業者などのほとんどが、この指定工場になっているので、車検も1日で終わることが多いです。
お分かり頂けましたか?
どちらがいいとは言えませんが、どちらにもメリットがあります。
認証工場は検査ラインを持ってないので、車検場(陸運局)まで車を持って行く必要があります。
そのため、車検にかかる時間も長くなってしまい、車検場が近い工場でない限り1日車検などは難しく、
少なくとも2~3日はかかります。
ですが、認証工場でも腕の確かなところもあり、腕のいい整備士がいる場合も珍しくはありません。
指定工場には、厳しい認定基準があります。
検査ラインを設置するために検査にかかるスペースや設備が必要ですし、国家資格取得者を雇わなければなりません。
そのため、設備投資にかかる費用が高いという難点があります。
また、万が一にも検査基準を満たさない車を合格にしてしまった場合に、「営業停止」処分になってしまいます。
以上の事から、指定工場の方が車検場(陸運局)よりも検査基準が厳しい傾向にあり、なるべく整備不良の車を出さないようにしています。
そのため、指定工場は安心だという考えもあるようです。
いずれにしても、車検の業者選びは自分の都合にあった業者を選ぶようにしましょう。!(^^)!