Car inspection台風被害について

先日の台風19号ですが、各地で大きな被害がありました。

多くの河川が氾濫し、浸水した住宅地の様子がテレビのニュースで流されていました。

冠水してしまった車も多数見受けられました。

冠水の程度(深さ)によっては、整備、清掃を行うことで、乗り続けることができる場合もありますが、
廃車になってしまう車も少なからずあるかと思います。

こういった場合、自動車保険で車両保険を付帯していれば、
台風、竜巻、洪水、高潮による損害は支払い対象になるのですが、
残念ながら車両保険の付帯率は約43%前後となっており、
この度の被害で何の補償も受けられない方が大勢いらっしゃるものと思われます。

都市部にお住いの方ならいざしらず、
地方においては、車の無い生活は考えられない方も多いでしょう。
そういった方々の中で、この度の台風により車がダメになってしまわれた方は、
再度調達する必要が出てきます。

車両保険を付帯されていた方なら、保険会社から支払われる保険金を
次の車の購入費用にあてることも可能ですが、
付帯されていなかった方は改めて車の購入費用を工面しないといけません。

また、家屋に損害を受けた方についても、
しっかりと火災保険に水災被害担保の契約をされていた方なら保険金が支払われますが、
そうでない方は自費での修繕が必要になります。
修繕可能な状態ならまだマシです。
家屋が流されてしまった方などは目も当てられません。

ここ最近の異常気象などで、どんな天災が起こるのか想像もできない状況において、
万一の場合に助けてくれる損害保険の重要性は申し上げるまでもありません。

保険というものは、万一の出来事が発生しないと
その有難みはなかなか分かりませんが、
突発的に何かが発生した際には、必ず入ってて良かったと思えるはずなのです。

この度の台風については、関西では特に大きな被害は確認されなかったようですが、
今後は異常気象の影響で、毎年のように大型の台風が到来することも予想されています。

これを機会に、今一度
損害保険というものを見直してみてはいかがでしょう?